平成27年5月15日 秋田魁新報「声の十字路」

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平成27年5月15日の秋田魁新報「声の十字路」に寄稿した拙文を紹介させていただきます。

「思いやり運転で事故をなくそう」
赤上 信弥 60歳(秋田市土崎港、会社役員)

春の全国交通安全運動がスタートした。私もドライバーの一人として、さらに安全運転を心掛けるきっかけとしたい。
最近、車を運転していて強く感じることがある。それは、右折や左折をする際にウインカーをつけるタイミングが遅いドライバーが目につくことだ。前を走行していた車が交差点を直進するのかと思ったら、急にブレーキを踏んで減速し、曲がる直前に左折ウインカーをつけ驚かされることが度々ある。
丁字路では一時停止をした後、車が動くタイミングでウインカーをつける車もいる。信号待ちで停止しているときにウインカーをつけない車も見かける。道路交通法施行令で右折、左折するときの合図は30メートル手前と決められている。法律を守ることはもちろんだが、早めの合図は追突などのもらい事故の防上にもつながると思う。
また、歩行者や自転車にも注意を促すことができる。交通社会では自分の動きを早めに周囲に知らせることが基本だ。自己中心的な運転から思いやり運転に切り替え、運動期間中のみならず、1年を通して交通事故が1件でも減少するよう努めたいものだ。